KIZKIプラスワンについて
危険予知(KY)活動に特化したクラウドシステム
開発背景
工事・製造等の現場では、危険予知活動(KY)は労働災害防止の根幹である一方、記録重視の風潮による形骸化、経験偏重、情報共有不足、マンネリ化などの課題を抱えてきました。 中でも、作業者の経験差による危険認識のばらつきは、災害発生リスクを高める要因となっています。
こうした現場の実態に対し、「事故を起こす前に気付ける仕組みをつくる」ことを目的に、危険予知活動を分析的かつ体系的に支援するシステムとして開発したのが『キヅキプラスワン』 です。
システムの特徴

『キヅキプラスワン』は、従来紙で運用されていたKY活動を全面的にデジタル化し、
現場での危険予知から、情報共有・分析までを一元管理する危険予知活動支援システムです。
危険要因抽出の高度化
作業内容に応じて、過去の災害事例・ヒヤリハットを基にした危険要因と対策を選択肢として自動提示。これにより、下記を実現します。
- 多角的視点での危険抽出
- 経験差による認識のばらつき防止
- 思考の広がりによるマンネリ化の解消

記録の電子化とデータ蓄積
KY活動を端末から入力し、クラウドで管理。
手書き管理では困難だった、
- 事例検索
- 過去の危険傾向確認
- 教育資料として活用
- 類似災害防止対策の検討
が容易になり、記録の「資産化」が進みます。

企業全体で安全レベルの平準化
クラウド共有により、現場間・支店間で危険情報をリアルタイムに共有。全社的に安全知識を循環させ、安全活動の質を向上させます。

現場ごとの危険傾向の可視化
蓄積データを自動分析し、グラフ化。
災害傾向を数値で把握し、重点対策に活用できます。


主要機能
- KY活動記録表(個人KY/全体KY)の作成・編集・保存・PDF出力
- 危険要因抽出支援(作業内容に応じた危険要因・対策の自動提示)
- 災害事例・ヒヤリハットの登録・閲覧
- 事故の型別集計・グラフ化
- 重点項目の抽出
- 電子印機能
- 記録表作成数の自動集計
主な用途
危険予知活動は人の行動や環境が直接安全に関わる分野で求められるため、建設業を中心に
さまざまな業界に適用できます。多様な協力会社が作業に関わる、作業ごとにリスクが異なる、
書類・記録の管理が煩雑する中、デジタル化・クラウド化の効果は大きくなります。
- 導入に効果をもたらす主な業種
- 建設業
- 設備・プラント保守
- 製造業
- 電力・インフラ工事
- 物流・倉庫業
- 利用者層
- 現場作業者:日々のKY記録の作成
- 現場管理者・職長・班長:班の安全打合せ
進捗管理、未実施フォロー - 安全管理部門:全体傾向分析、教育・改善施策の企画
- 経営層:安全KPI管理、安全活動浸透度の確認
性能と導入効果

❶災害防止効果
危険要因の体系的抽出により災害発生を抑制。デモ導入現場では、協力会社を含む個人KY作成率が 平均90% を達成し、安全意識の向上が確認 されました。

❷情報共有の促進
クラウド共有により、各現場の知見が即時に横展開され、安全レベルの平準化が進みます。

❸作業効率の向上
従来の紙運用で1件20分を要したKY作成〜承認作業を 約50%短縮。 ペーパーレス化により書類管理の負担も軽減。

❹教育・改善活動への活用
蓄積データを教育資料や改善計画に活用可能。 安全教育の質を継続的に高めることができます。

❺マンネリ化の防止
危険要因抽出支援機能は、約3,700件の災害事例+蓄積されたKYデータを基に日次で更新。 常に最新の知見に触れられ、内容の固定化を防ぎます。

❻記録の保存
危険予知活動記録表はクラウド上で無制限に保存可能。 紙のように保管場所を取らず、火災・地震などによる滅失リスクも防ぎながら、安心して運用できます。
ユーザー評価
- 経験差を問わず危険要因を抽出でき、属人化の解消につながる新人教育
- 類似災害検討、危険感受性の向上に高い効果
- 「安全意識の高い企業」としての対外的評価向上という副次効果も報告
- KYに特化したシステムであり、わかりやすく導入しやすい点も評価



